債務整理と過払い

債務整理相談について

熊本県は、政令指定都市の熊本市を中心に約180万人の人口を擁する中規模の県で、農業を中心に酒造や大手企業の九州支店が立ち並ぶ産業都市です。熊本県でも借金、とりわけ多重債務に苦しむ人達は多く、県の法律相談センターや民間の法律事務所に相談に訪れる人は少なくありません。相談内容も債務整理が中心ですが、安易に「自己破産」という最終結論を選択する前に、他に借金を軽減できる方法がないか、専門家のアドバイスを受けることは適切な対応です。例えば、既に完済した、あるいは現在も返済中の借金の中で不当に高い利息を支払っていないかを確認する必要があります。消費者金融やカード会社からの借入やキャッシングで、法の定める上限金利を超えて支払った利息を過払い金と言います。

過払い金の返還請求について

利息制限法は借入元本毎に利息上限利率を定めています。例えば、元本が10万円未満の場合は上限が年利20%です。この上限金利を超えて利息を支払った部分、つまり、過払い金は、過去10年に遡って金融業者に対して返還請求ができます。この措置は2010年の法改正(出資法および貸金業法)によって決定しました。法改正以後は各金融業者ともに上限金利を遵守するようになりました。しかし、法改正以前には多く見られ、過払い金の返還請求ができなかったので、むしろ、借主にとっては返還を受ける可能性があります。過払い金の返還を受けることで現在の借金残高を減額できるので、まずは過去に遡って借金の契約を見直してみることが適策です。過払い金の返還については、熊本県の法律相談センターや民間の法律事務所では相談は無料の場合が多いです。実際の返還請求は、借主自身でも行なえますが、弁護士や司法書士等に委託することもできます。その場合の成功報酬は、過払い金の返還金額のおよそ15%から20%程度です。

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